マーチンゲールよりもココモが良さげ
倍加法の1つであるココモ法は、追い上げの回数が増えるほど利益が増すベッティングシステムです。
主に使われるのは3倍配当のダズンやカラムのエリアです。
倍加法では代表的なマーチンゲールと得られる利益の面で比べれば、かなりの違いがあります。
マーチンゲールは外れた場合、2回目以降は直前にベットした金額を2倍にしてベットしていきます。
そして何回目に当たってもリターンの金額=スタートベットの金額です。
1ドルからスタートした場合、何回目に当たっても利益は1ドルということです。
ココモ法はマーチンゲールと違って倍の金額をベットしていくシステムではありません。
1ドルスタートの場合、ベットする金額は1、1、2、3、5、8、13…と、1回目と2回目は1ドルで、3回目からは1回前の金額と2回前の金額を足した分上乗せします。
3倍配当エリアで用いて当たった場合の利益は、2、1、2、2、3、4、6…となり、5回目以降は利益が増えていきます。
10回目となるとベット金額は55ドル、累計ベット金額は143ドル、当たった場合の利益は22ドルです。
15回目まで追い上げた場合、ベット金額は61ドル、累計ベット金額は1596ドル、当たった場合の利益は234ドルです。
スタートベットが1ドルの場合で書きましたが、0.1ドルでスタートする場合であれば200ドルあればココモ法を15回まで追い上げることができます。
マーチンゲールと違って追い上げて当たった場合の利益が固定でない分、魅力を感じる方法ではないかと思います。
とはいっても、追い上げればその分リスクが大きくなるという倍加法の性質は変わらないので、使い方には工夫が必要です。
同事象の連続性の限界と合わせるなら、追い上げる回数を基にダズンあるいはカラムで連続して出現しないエリアが特定回数出現しなかった場合にベットを行うという、単純ながらも堅実気味な方法をとります。
あるいは特定の回数まで当たらなかったら損切するとして、損切の回数が5回である場合、5回目まで当たらなければスタートベット1ドルなら12ドルの損失。
1回目から5回目までの利益の平均は2ドルなので、6回当てれば±0となり、7回以上当てて利益になります。
3倍配当となると2倍配当よりも当てにくいんじゃないかという抵抗を感じるかもしれません。
しかしそう感じるのは“知らない”からであり、知ってしまえば抵抗は薄れると思います。
各配当のエリアの事象を知り、ベッティングシステムの使い方を工夫すれば負けないルーレット攻略理論をつくれるはずです。
さて、最後あたり少々脱線しましたが、利益面でいえば2倍配当マーチンよりも3倍配当ココモのほうが良さげかもしれない、という話でした。