負けないためのルーレット攻略理論

オンラインカジノのルーレットの攻略に関するブログです。

ルーレットにおける“損切”とは

ルーレットに関するサイトの記事やYouTubeの動画、配布されているPDFの資料の中には、「損切ルールを決めて損切をしましょう!」みたいなことを言われているのを見たり聞いたりします。

 

しかしながら、ルーレットにおいて損切は意味がない、損切をすればするほど資金はマイナスに陥っていくものではないかと思います。

 

株式やFXといった投資の世界において、損切はとても有用性が高いです。

 

というのも、例えば10回中8回、トータル10万円の損失が出たとしても、残り2回でトータル11万円以上の利益が取れれば結果プラス収支になります。

 

つまり、損は小さく利は大きくすることができるからこそ損切が必要とされています。

 

しかしルーレットでは利は固定、損は負ければ負けるほど(ベットがはずれればはずれるほど)大きくなります。

 

配当2倍の赤黒でのマーチンゲールで考えてみましょう。

 

マーチンゲールはベットがはずれたら次回ベット金額を2倍にして、当たったら最初に賭け始めた金額が利益になるという方法です。

 

1回目に当たっても、5回目に当たっても、10回目に当たっても、利益は最初に賭け始めた金額分、つまり1ドルでスタートしたら1ドルの利益にしかなりません。

 

はずれた場合、5回目には31ドルの損失、10回目には1,023ドルの損失です。

 

仮に5回連続ではずれて損切をしたとしましょう。

 

損失は31ドル。

 

ベット金額は1ドルのまま変えずに続行するとなれば、マーチンゲールを5回以内で当てることを32回続けなければいけません。

 

32回中一度も5回連続でマーチンゲールをはずさないという確信があれば問題ありませんが…

 

これについては私自身試してみたことがありますが、32回以上マーチンゲールを5回以内で当て続けるのは難しいというか根気が必要になる作業だったと記憶しております。

 

不可能ではないにしても、折れないメンタルと時間が必要になります。

 

重ね重ねになりますが、ルーレットの利が固定である以上、上記のマーチンゲールの例でも分かるように損切をしてその分を埋められるほどの利益を取るには回数が必要になります。

 

損切した金額が大きければ大きいほど利益を取る回数(=ベットの回数)は多くなります。

 

このように、ルーレットにおいて損切をするということは、より多くのベットをして固定された利益を積み重ねていくということです。

 

ベット金額やベットするエリアを変えるなどすれば、ベットする回数は少なくなりますが、そこでまた損切をすることになったら…と考えると、マイナス収支になる未来しか見えてこないのは気のせいでしょうか。

 

以前、スマホでできるカジノのルーレットでマーチンゲールをしている方の動画を見ました。

 

その動画の最中、「損切をしましょう」というフレーズがあったことを記憶していますが、もし損切をした場合、どうやって収支をプラスに持っていくのかという疑問が浮かびました。

 

他にも、配布されているPDF資料の中に、「常勝している人は損切がしっかりできている」と書いてあるのも目にしたことがあります。

 

これまでいくつものサイトやブログ、動画、PDF資料などを見てきた中で、ルーレットにおける損切の仕方や考え方について述べられているのを見たことがありません。

 

損切は変動する利幅があれば有効的な手段ですが、ルーレットのように利が固定されている場合は行わないことがベストではないかと考えます。

 

それよりもベッティングシステムの特性を理解し、ベットするエリアの様々な特徴を検証して、確率的に統計的に勝てるポイントを見つけることがベストだと考えます。