パーレー法のリスクは_ドル
個人的にすごく今更だなと感じることですが、
パーレー法、別名アンマーチンゲール法についてです。
まずこのパーレー法、簡単に説明すると倍加法のベッティングシステムの一種です。
冒頭にもある通り、アンマーチンゲール法という別名があります。
ベットしたエリアに当たらなかった(負けた)場合、次にベットする金額を倍にします。そして当たる(勝つ)までベットする金額を倍々にしていく、というのがマーチンゲールの方法です。
パーレー法とはベットする金額を倍にする条件が逆で、当たった(勝った)ら次にベットする金額を倍にしていきます。
はずれた(負けた)ら損失額は一番最初にベットした金額です。
どこで利益を確定させるかはプレイヤー次第です。
さてこのパーレー法、なんとストレートアップでのベッティングシステムとだいたい同じくらいの利益が見込めるんです。
まずストレートアップでのベッティングシステムの最大見込み利益は、0.1ドルスタートの場合だと3.5ドル。
そしてパーレー法を5連続で当てた場合の見込み利益は、0.1ドルスタートの場合だと3.1ドル。
(0.1 + 0.2 + 0.4 + 0.8 + 1.6 = 3.1)
わずかにストレートアップのほうが最大見込み利益は高いものの、どちらも配当30倍以上が見込めるということになります。
さらになんと、ストレートアップでのベッティングシステム(ストレートアップベット)の場合、100回まで追い上げて当たらなかった場合の損失(リスク)が31.7ドルなのに対して、パーレー法の場合、とりあえずどういう条件で、という情報を抜きにして金額だけを言うと、3ドルです。
3ドルです。
ではパーレー法の損失(リスク)が3ドルであることを説明します。
パーレー法の最大見込み利益は、0.1ドルスタートの場合3.1ドルです。
重ねて説明しますが、パーレー法は当たった(勝った)場合に次のベットの金額を倍にして、はずれた(負けた)場合は賭け始めた金額、この場合0.1ドルが損失額となります。
最低でも0.1ドルの利益をとろうとすると、パーレー法を繰り返すことができる回数は30回です。
つまり、0.1ドル × パーレー法30回で当たらない = 3.0ドルの損失(リスク)ということになります。
これを発想したとき、本当に今更感を覚えました。
以前、マーチンゲールよりココモが良い、みたいな記事を書きましたが、いやいや2倍配当もベッティングシステム次第で全然変わるんだな、と。
マーチンゲールよりもココモが良さげ - 負けないためのルーレット攻略理論
ちなみに、パーレー法を5連続で当てる、と書きましたが、実際のところは例えば赤黒の赤に賭け続けるとしたら、赤が6回以上連続する事象のことを言っています。
黒 赤1 赤2 赤3 赤4 赤5 赤6 ...
赤1が出た後、赤2のタイミングでベットを開始して、赤6の時点で1.6ドルベットが当たる。これがパーレー法を5連続で当てる、ということです。
とすると、しかし同じエリアがこうも連続する事象がどのくらい発生するのか、という疑問を抱かれるのではないでしょうか。
私自身、気になったので恒例の10,000スピンのデータで検証してみました。
今のところ言えることは、同じエリアが6連続以上するまで5連続以下の事象が最大でも200回以上連続することがある、ということです。
もしかしたらそのうち、このパーレー法について更新するかもしれません。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。