ルーレット攻略にPDCAサイクルを活用する
『PDCAサイクル』
この言葉をご存じでしょうか。
今回はルーレットでもPDCAサイクルを活かすことができる、ということで書いていこうと思います。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の略で、この4段階を繰り返して事業活動の業務を継続して改善していく手法です。
これに沿ってルーレットの実戦プレーと記録やデータのチェックをしていくことで少しずつ収支をプラスに持っていくことができると私は考えています。
ではどうやってルーレットでPDCAを進めていくのか、について。
■Plan(計画)
ルーレットのどのエリアに、どのようなベッティングシステムで、どのような条件でベットをしていくか、などなどをゲームプレー前に決めておきます。
■Do(実行)
Planで決めた内容でルーレットをプレーします。
もちろんルーレットを回しながら、出た数字を記録シートに記録、データ入力も並行していきます。
このデータ入力が後々のCheckとActで重要になってきます。
■Check(評価)
ルーレットのプレーを終えて気にすることといえば収支ですが、この段階では収支以上にPlanで決めた内容が果たして有効であったかを改めて検証して確認します。
私の場合ですが、プレー中に入力したデータ(出た数字)を別のファイルにコピーして、どのエリアが何回目で出たか、というデータをより見やすくするために再変換する、という作業を行っています。
再変換したデータを基に、Planで決めた内容でどこでプラスになった、どこでマイナスになったかを記入して検証します。
場合によってはプレー中に自分で把握していないタイミングで条件が揃っていることもあります。
そして時に、収支がプラスになっていても総合的にはマイナスとなっていたり、収支マイナスでも総合的にはプラスになっていたりと収支と検証の結果が合わないこともあります。
ただ、検証において基本的には総合的に見るとマイナスなものばかりですが。
となると、検証で総合的にマイナスであってもそのマイナスが±0からどれだけ乖離しているかを見ます。
あまりにも大きいマイナスであればPlanの内容を大々的に変える必要がありますが、マイナスがそれほど大きくなければPlanの内容を変えないままで、あるいはいくつかの要素を変えてみます。
■Act(改善)
Checkの後半あたりがまさにこのActです。
収支がマイナス、検証でもマイナスであればPlanの内容を変更しなければいけません。
収支がプラス、検証ではマイナスであればそのまま続行するか、多少の要素を変えてみるなどしてみるのもアリですね。
そしてPlanに戻り、再びルーレットでDo(実行、実戦)を行い、同じ流れを繰り返します。
PDCAサイクルを正しく行えば、ただ運任せに、ただ勘に頼るだけのギャンブルにはならず、まさにマネーゲームに近づけるのではないでしょうか。
ルーレットなんて所詮ギャンブルで、結局胴元である運営サイドが儲かるだけだ、と思われますが、世の中にはバンクラプトというものがあります。
アメリカのトレーダー達が自分の実力を試すためにカジノで仕掛ける遊びで、ゲームに勝つためにゲームの種類や賭け方を徹底的に検証して戦略を立てて勝負し、テーブルから限界までお金を搾り取って破産、バンクラプトさせて観客から喝采を浴びるというものです。
参考元:インベスターZ 1巻
世の中にはあたかも絶対的な勝ち目のないカジノのゲームで勝利をつかもうとする人々は現実に存在します。
そして勝利をつかもうとする人々の中に、勝利をつかむ人々がいてもおかしくはありません。
我ながら言っていることに矛盾を覚えますが、ただ運任せに、勘に頼るだけで勝負するよりも、徹底的に検証し尽して勝負し、結果的に勝ち、長く勝ち続ける方が面白いと思えるのではないでしょうか。
さて、長くなりましたが最後にまとめを。
オンラインカジノにあるルーレットの多くは空スピンができるため、あまりベットをしないどころか、まったくスピンしないままでも10,000スピン分のデータをとることができます。
ただ、空スピンばかりでベットをしないというのもカジノ側に失礼なので、なるべくルーレットを楽しみながらデータをとることをオススメします。
脱線しましたが、空スピンがあることでデータをとることのハードルは高くないはずです。
ブラックジャックやバカラなどはベットをしないとゲームプレーができませんからね。
データがより多く取れればその分様々な検証ができますし、ベットの条件などの幅も広げやすいため、PDCAサイクルを活かせばより一層収支プラスになるような攻略理論の構築に繋がると私は考えています。