ベッティングシステムを分割して用いる
ルーレットで負ける展開といえば、コツ↑コツ↑ドカン↓↓↓といったものではないでしょうか。
いやはや、私自身、そんな展開をこれまで何度も繰り返してきました。
しかし誤解のないように申し上げると、様々な理論を試してそんな展開に陥った。というのが厳密な言い分です。
負け方に大差はなくとも、その過程はどれも異なります。
といったところで、過去が変わるわけではないですね。
さておき、私がルーレットを始めてからマーチンゲール法やココモ法を使い始めたときの負け展開というのは1調子なものでした。
1調子というのは、倍加法で当たるまで追い上げて、当たったらまた同じように当たるまで追い上げて...と、浅くも深くも追い上げの果てにしっかり当たり、コツコツ利益を積み上げ、やがて追い上げを外してドカンと資金を失う、ということです。
ソフト版ルーレットではどのエリアでもハマリというものがあります。
特定のエリアの出現回転数がやたら高くなるということです。
赤黒であれば黒が再出現するまで15スピンかかったり、
ココモであれば1-12が再出現するまで25スピンかかったり、
シングルベットであれば36が再出現するまで250スピンかかったり、
そういった極端な事象が起こります。
ハマリが起こっているときにベットし続けると確実に資金を溶かす結果になるので、それを回避するためにベッティングシステムを分割します。
マーチンゲール法なら追い上げ回数10回を5回×2に、といった感じです。
追い上げの回数は5回になりますが、その5回で当たらなければ別のタイミングで5回以内に当たればいいという考え方です。
ベッティングシステムを分割するとチャンスを逃すのではないか、と思うかもしれません。
実際、5回以内で出なくとも10回以内で出るといったようなことはザラに起こります。
しかし追い上げの限界を超える最悪の展開もまた、思わぬタイミングで起こります。
分割は思わぬタイミングで発生する最悪の展開への対処であり、その1回の追い上げで被る損失を避ける方法であり、別のタイミングで利益を取るための2段構えである。と捉えてみると、有用性を見出すことに繋がるのではないかと思います。